町の小さなパン屋さんとしてパンと焼き菓子を40年作り続けてきた弟と、電子回路エンジニアだった兄とではじめた焼き菓子のウェブ工房が神谷兄弟舎です。
国産の小麦粉と味わいのある塩にこだわったパンや焼き菓子を長年作りつづけてきた弟は”小麦粉のことなら任せておけ”が口ぐせの職人として地域に根付いていました。
地方や海外で長く単身赴任生活を送っていた兄は、健康のために始めた料理にはまり、お食事会と称しては同僚や若い人たちをアパートに招いて、”手持ちの材料で作れるものなら何でも作るよ”が口癖のおじいさんでした。そんな兄も定年で家に帰り、孫に食べさせたい一心ではじめたのがお菓子作りです。特にバタークッキーにはまり日々台所で新しいレシピを実験し、ようやく満足いけるレシピを作り上げました。しかし味はよくても、煩雑な手間と焼き上がりのばらつきが大きく、孫や子供に食べさせられる分がほんのぽっちり(エンジニアの世界では歩留まりが悪いと言います)なのが悩みの種でした。
そんな時ふと思い出したのが40年離れて暮らしていた弟の存在です。兄のレシピを一瞥した弟は、兄の目の前でささっと作りあげました。弟の手際の良さと味の安定度を目の当たりにした兄は、”餅は餅屋だ”と理解し、こんなにおいしいものを作れる人材が身近にいたことに驚き、日本中の皆さんにこのおいしいクッキーを食べて喜んでいただけると確信しウェブ工房を開くことにしました。
弟がお菓子作りに専念し、兄がホームページ作りを担当して二人でウェブ工房を切り盛りしてまいります。
日本中の皆様に愛されるウェブ工房を目指して精進いたします。皆様のご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。